ChatGPT旅、思った以上に快適。でも通信がネックだった
ひとりで知らない街を歩くとき。
言葉が通じない国でメニューを読むとき。
次にどこへ行こうか悩んでいるとき。
そんなふとした瞬間にChatGPTがあると、まるで旅の相棒がいるような安心感がありました。
実際、旅先で「この料理ってどんな味?」「このお店のレビューを要約して」などとChatGPTに聞けば、瞬時に頼れる答えが返ってきます。Googleマップでは出てこないローカルな食堂や、翻訳アプリでは拾えない細かなニュアンスまで、柔軟にサポートしてくれるのです。
でも——
どんなに便利でも「通信」がつながっていなければ、その力を活かせません。
私も最初のソロ旅(韓国)ではポケットWi-Fiをレンタルしたのですが、
- 持ち運びが重い
- 充電を気にしないといけない
- 通信が不安定な場所もある
と、思った以上にストレスが多く、「これじゃChatGPTどころじゃない……」と感じました。
そこからいくつか通信手段を試して、ようやくたどり着いたのがeSIMです。
eSIMとは? 海外ソロ旅と相性抜群な新しい通信手段
eSIM(イーシム)とは、スマホの本体に内蔵されたデジタルSIM機能のことです。
物理カードを差し替える必要がなく、QRコードを読み込むだけで通信プランを切り替えられるという点が最大の特徴。
iPhoneなら11以降、AndroidもPixelやGalaxy S20以降(海外版)などが対応しており、旅行前にWebから購入 → 現地到着と同時に開通というスマートな使い方ができます。
特に旅行者向けには、滞在国に合わせてプリペイド型のeSIMが多数提供されており、煩雑な設定やSIMの入れ替え、空港での販売店探しなどから解放されます。
eSIMがソロ旅と相性抜群な5つの理由
- 即時開通
渡航前に準備すれば、飛行機を降りたその場でネットが使えます。空港のフリーWi-Fiに頼らなくても、すぐにタクシーや地図アプリが使えるのは大きな安心。 - 荷物が減る
ポケットWi-Fiのように“充電”や“荷物のかさばり”を気にする必要なし。スマホ1台で完結するシンプルさは、荷物を最小限にしたいソロ旅と好相性です。 - 安定した通信
街中のフリーWi-Fiは接続が不安定だったり、ログインが必要だったりと面倒が多いもの。eSIMなら自分専用の回線で快適にネットが使えます。 - 複数国対応
VOYAGEESIMのように130ヵ国以上に対応したプランもあるため、数ヵ国をまたぐ周遊旅行でもSIMの差し替え不要でネットが継続可能です。 - 通信管理もスマート
アプリで通信量の残量チェックやプランの追加も可能。旅中でも手間なく使い続けられます。
おすすめeSIMサービス4選
TORA eSIM
- 無制限プランが豊富で安心
- 日本語対応サポートあり
- 海外初心者でも安心感◎
VOYAGEESIM
- 世界130ヵ国以上に対応
- 周遊・長期旅に最適
- 都市移動が多い旅人向け
JAPAN & GLOBAL eSIM
- 日本国内プランもあり
- 価格が安めで導入しやすい
- eSIM初挑戦にぴったり
Saily
- 最安クラスのプランが多数
- 1日100円以下のプランもあり
- 短期旅行・ライトユーザーに最適
各国で実際に使ってみたeSIMと現地キャリアのリアルな通信事情
🇰🇷 韓国(TORA eSIM)
私が韓国で使ったのは、TORA eSIM。
事前に公式サイトから購入し、QRコードをスマホで読み込んで出発。仁川空港に着いた瞬間に自動で<strong>SK Telecom</strong>に接続され、まったく手間いらずでした。
ソウル中心部はもちろん、地下鉄の駅構内や明洞・弘大といった観光地でもスムーズに通信でき、GoogleマップやChatGPTでのルート検索、翻訳などもラグなしで快適。
ちなみに、旅行系掲示板の口コミでも「TORAは韓国ではSKに接続されることが多く、地方でも比較的安定している」とあり、他の利用者からも高評価が目立ちました。
🇹🇼 台湾(VOYAGEESIM)
台湾ではVOYAGEESIMを選択。QRコードを読み込むと、自動的に<strong>中華電信(Chunghwa Telecom)</strong>に接続。台北・台中・高雄といった主要都市で電波の切れ目は一度もなく、ChatGPTを使って「現地のおすすめ朝ごはん」「人気のない穴場スポット」などをリアルタイムで聞けたのは非常に便利でした。
台湾在住者のブログでも、「VOYAGEESIMは中華電信の回線に繋がりやすく、地下鉄や夜市エリアでも安定して使えた」というレビューを多数見かけました。特に都市間を移動する旅程において、通信の“切れなさ”は心強いです。
🇺🇸 アメリカ(JAPAN & GLOBAL eSIM)
アメリカではJAPAN & GLOBAL eSIMを使用。ロサンゼルスに到着すると<strong>AT&T</strong>に自動接続され、都市部では問題なく高速通信が可能でした。ChatGPTを使って「このエリアで今開いてるレストラン」「英語でこう伝えたいけど合ってる?」といった使い方を多用。まさに心の通訳兼ナビゲーターといった感じでした。
ただし、レンタカーでサンディエゴ郊外やナパバレー方面へ出かけた際、一部の田舎地域では速度が落ちたり、やや不安定になる場面も。実際にSNS上のレビューでも、「都市部では快適だけど郊外に弱い」といった報告があり、ややキャリアの影響を受けやすい印象です。
補足:非公式だけど参考になるユーザーの声
- 「TORA eSIM、韓国で爆速だった。SK Telecomの5Gが入ることもあった」
- 「VOYAGEESIM、台湾でも問題なくつながったけど、台南より南は中華電信の電波が弱い気がした」
- 「Sailyは価格重視ならアリだけど、アメリカ郊外では一瞬だけ3Gになることもあった」
※これらは主に個人ブログ・SNS(Twitter/X・Reddit)・旅行系掲示板などの体験談を参考にした情報です。
ChatGPT × eSIMの併用Tips
- 旅程やホテル情報を事前にChatGPTにまとめてもらう
→ 現地でオフラインでも見返せるようメモアプリに保存すると便利 - 現地キャリアに自動接続されたか確認する方法
→ 「設定」→「モバイル通信」→「ネットワーク選択」で表示されるキャリア名をChatGPTに伝えれば、その地域の通信事情も教えてくれる - 翻訳に困ったときのおすすめ質問
→ 「このレストランのレビューを韓国語から日本語に自然に訳して」
→ 「この食材はどんな料理に使われる?」など、辞書以上に使える!
よくある質問(Q&A)
Q. 通信が不安定になったらどうすれば?
A. 「設定 → モバイル通信 → 通信の選択」で別キャリアに手動切り替えできます。
Q. 現地でeSIMの再ダウンロードはできる?
A. 原則できません。QRコードや構成プロファイルは事前にダウンロード&バックアップしておきましょう。
Q. ChatGPTで旅先の予約もできる?
A. 予約そのものはできませんが、「このホテルの評判は?」「この観光地の注意点は?」など、補助的に非常に役立ちます。
※補足:すべての人に同じ結果が出るとは限りません
本記事は筆者の体験をもとにしていますが、環境や通信会社によってはChatGPTが使えない、eSIMがうまく機能しないといった例も報告されています。事前にご自身の通信状況や対応地域をご確認のうえ、ご活用ください。
まとめ|ChatGPTとeSIMは、ソロ旅の安心セット
旅先で誰かに相談したいとき。言葉がわからず心細いとき。
そんな瞬間に、ChatGPTがいてくれる。そしてその力を引き出すには、いつでもネットにつながるeSIMが不可欠です。
「持ち物はスマホだけ」
「翻訳・地図・案内ぜんぶAIで完結」
eSIMとChatGPTがあれば、旅はもっと自由になります。
次の旅の前に、ぜひこの2つをセットで準備してみてください。




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