「自己PRって、何を書けばいいか分からない…」
就活や転職、プロフィール作成などで必ず求められる「自己PR」。でも、いざ書こうとすると手が止まってしまう方も多いのではないでしょうか。
- 自分には語れるような強みがないかも
- なんとなく頑張ってきたけど、アピールってほどじゃ…
そう感じてしまうのは、決してあなただけではありません。
実は、“強みがない”のではなく、“言語化できていない”だけなのです。
自己PRがうまく書けないのはなぜ?
「何を言えばいいか分からない」は“言語化の壁”のサイン
自己PRに詰まる理由の多くは、「自分の特徴をうまく言葉にできない」こと。感覚的には「こういうの得意かも」と思っていても、それを他人に伝える形に整理するのは意外と難しいものです。
とくに日本では、自己主張よりも協調性を重視する文化があり、自分の強みを語ることに抵抗を感じる人も少なくありません。
強みは“無意識にやっていること”だから見えにくい
多くの人にとっての強みとは、日常的に自然にやっていること。
- 周囲に気を配れる
- 一人でコツコツ取り組むのが得意
- 誰とでもスムーズに関係を築ける
こうした行動こそが“あなたらしさ”の表れですが、当たり前すぎて自分では気づきにくいのです。
ChatGPTとMBTIが“言語化の補助輪”になる理由
MBTIは「性格を言語化するためのフレーム」
MBTI(16タイプ性格診断)は、心理学をベースにした自己分析ツールです。「自分の性格傾向」を客観的な言葉で可視化してくれます。
例:INFJ(提唱者型)の特徴
- 抽象的な意味や背景を捉える直感力
- 他者の気持ちに敏感
- 理想に向かって静かに努力する
ChatGPTは「言葉にしてくれるもう一人の自分」
MBTIのキーワードをもとにChatGPTに相談してみると…
- あなたはこういう強みがあるのでは?
- このように表現してみてはどうでしょう?
- こう書くと相手に伝わりやすいですよ
まるで優しい編集者のように、あなたの思考を言葉にしてくれます。
ChatGPTとの対話例(簡易Q&A)
Q:私はISFJタイプで、人をサポートするのが得意です。どう表現できますか?
A:「周囲のニーズに敏感に反応し、信頼関係を大切にしながら支援する姿勢が強みです」などと表現できます。
Q:ENTPで新しい企画が得意です。どう活かせますか?
A:「柔軟な発想力と行動力を活かし、新しい切り口で物事を動かす力があります」など。
3ステップで“語れる自己PR”をつくる方法
STEP1:MBTI診断を受けてみる
まずは、無料のMBTI診断をネットで試してみましょう。できるだけ素直に答えることで、自分の傾向がより正確に見えてきます。
STEP2:ChatGPTにタイプ+経験を伝える
たとえば、以下のように相談します:
私はMBTIでINFPタイプです。 大学時代にボランティア活動をしていました。 これをもとに自己PR文を一緒に考えてください。
STEP3:出力された文章を“自分の言葉”に馴染ませる
ChatGPTの提案は“たたき台”です。
- 言い過ぎかも?
- もっとやわらかくしたい
など、自分の声に合うように調整することで、納得できる自己PRが完成します。
実体験:INFJの私が「語れる自己PR」にたどり着くまで
最初はピンとこなかったMBTI診断
筆者が初めて診断を受けた際は「INFJ」と出ました。「理想主義で繊細」…正直、どこか他人事のように感じていました。
ChatGPTとの対話で「たしかに自分かも」が増えていく
- 相手の気持ちを先回りして考える癖がある
- 抽象的なことを言語化するのが得意
自己PR文が「自分の言葉」になった瞬間
相手の立場に立って考えることを大切にしています。大学時代のボランティア活動では、相手のニーズを丁寧にヒアリングし、求められている支援を考える力が身につきました。
MBTIタイプ別の例:自分を言語化するヒント
ISFJ(擁護者型)
- 落ち着いた協調性、責任感の強さ
- 人の役に立つ場面で力を発揮
- 自己PR例:目立たない役割でも誠実に取り組み、周囲の信頼を得てきました
ENTP(討論者型)
- アイデア豊富、議論好き、柔軟な発想
- 自己PR例:既存のやり方にとらわれず、新しい提案でプロジェクトを前進させることが得意です
INFP(仲介者型)
- 理想主義、共感力、内省的
- 自己PR例:相手の立場に寄り添いながら、自分の信念を大切に行動できます
ESTJ(幹部型)
- 計画性と実行力に優れる
- リーダーシップや責任感の高さが特徴
- 自己PR例:複数のプロジェクトを同時進行で管理し、チームの進行管理と成果達成を両立してきました
ESFP(エンターテイナー型)
- 人と接するのが得意、場の空気を読む力
- 明るく柔軟な対応でチームを盛り上げる
- 自己PR例:初対面でもすぐに打ち解ける力があり、チームに安心感をもたらす存在として信頼されています
よくある失敗例と改善ポイント
失敗例1:「抽象的すぎる」
例文:「私は責任感があります」
改善アドバイス: 抽象的な性格特性だけでなく、それが表れた具体的な行動や状況を添えると説得力が増します。
修正後:「ゼミでは発表資料のとりまとめを任され、毎回締切を守って提出し続けました」
失敗例2:「成果ばかりで人柄が見えない」
例文:「インターンで売上を20%伸ばしました」
改善アドバイス: 数値だけでなく、どのような姿勢や工夫で成果を出したのかを補うことで、人物像が伝わります。
修正後:「丁寧なヒアリングと提案を心がけ、インターン先での売上を20%伸ばすことに貢献しました」
失敗例3:「テンプレ感が強い」
例文:「私はコミュニケーション能力があります」
改善アドバイス: MBTIなどを活用して自分ならではの伝え方に変えることで、個性が際立ちます。
修正後:「INFJ型らしく、相手の立場を想像しながら丁寧に対応することを意識しています」
失敗例4:「長すぎて要点がぼやける」
例文:「私は人の話をよく聞くのが得意で、それを活かしてゼミのディスカッションでも周りの意見を取りまとめたり、場の雰囲気を調整するように意識したりしてきました」
改善アドバイス: 要素を整理して1文を簡潔にまとめることで、読みやすく伝わりやすくなります。
修正後:「ゼミでは周囲の意見を丁寧に聞き取り、全体が納得できるような意見調整を行ってきました」
まとめ|自己PRは「対話」から生まれる
ここまでお読みいただきありがとうございます。もしあなたが今、「自己PRが思うように書けない」と感じているなら、それは“材料が足りない”のではなく、“伝え方に迷っている”だけなのかもしれません。
ChatGPTとMBTIは、あなた自身の中にある“まだ言葉になっていない思考”を引き出す「思考の補助輪」です。
- 曖昧だった特徴に「名前」がつき
- 客観的に強みが整理され
- 自信を持って話せる「言葉」になる
すべては、ChatGPTとの“対話”から始まります。
今すぐ始める3ステップ
- MBTI診断を受ける(無料サイトでOK)
- タイプ+経験をChatGPTに相談する
- 提案をもとに“自分の言葉”へ整える
あなたも、語れる自分に出会ってみませんか?
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