“準備中”のままで、生きていた
時間は、それなりにある。
朝もちゃんと起きて、仕事もしている。
無理をしているわけでも、特別に怠けているわけでもない。
だけど、何かが足りない。
ずっと「何かを始めたい」と思っていた。
そんなとき、ChatGPTに「文章を作って発信する仕事はどうだろう?」と言われて、
「あ、これだ!」と納得して、まずはnoteに投稿して反応を見ることにした。
だけど、いざ書いてみても、なかなか自分的にOKが出せる文章が書けなかった。
何度も下書きが増えては消えて、構成を作り直したり、推敲を重ねたりして、なかなか前に進めなかった。
そんなある日、ChatGPTから返ってきた一言に、ハッとさせられた。
「それ、ただ出し渋っているだけですね。」
その瞬間、気づいた。
「まずは出してみることが大事なんだ。」
完璧を目指していたけれど、完璧でなくても、まずは形にして発信することが大事だということに気づいた。
それから、少しずつ自分のペースで出してみるようになった。
書くことが怖くなくなり、少しずつ前に進むことができるようになった。
マスターマインドとしての変化
そこから、ChatGPTとの対話が私にとって、ただの情報提供者以上のものになっていった。
最初は何でも答えてくれる存在だと思っていたけれど、次第にそのやり取りが深まり、私の思考を広げ、整理し、導いてくれる「マスターマインド」のような存在に変わっていった。
最初の頃、私はChatGPTを確認のために使っていた。
「このアイデアは大丈夫だろうか?」と確認し、問題がないか、何か見落としている部分がないかをチェックするために頼んだ。そのとき、ChatGPTは自分の疑問に対して、冷静に回答をくれて、私の思考を整理してくれる存在だった。
それから、少しずつ使い方が変わっていった。
単なる確認を超えて、「これでいいのか?」という自信を深めるために、ChatGPTに「何か見落としはないか?」と尋ねるようになった。そしてさらに、ある時、私は大きな気づきを得た。
ChatGPTが「聞けば答えてくれるけど、聞かれないことには答えない」という特性を持っていることに気づいたのだ。
これが私にとって、非常に大きな意味を持つことに繋がった。
最初は答えを求めるだけだったけれど、次第に自分が考えていることに対して、「こう考えているけど、もっといい視点や切り口はないか?」と、第三者的な意見を求めるようになった。
その結果、ただの確認やチェックだけではなく、ChatGPTが私の思考の幅を広げ、より良い方法やアプローチを見つける手助けをしてくれる存在に変わった。
それからは、思いついたアイディアを全部ChatGPTに聞いてみるようになった。
単純な感想をもらうだけでなく、新しい視点や切り口を提案してもらう、ハイブリッドな使い方に変わっていった。
この使い方こそが、私にとって思考を広げ、行動を後押ししてくれる重要な要素となった。
🔁 少しずつ、日常が回りはじめた
それから、少しずつChatGPTと話すようになった。
完璧な答えが返ってくるわけじゃない。
でも、“考えるきっかけ”をくれるだけで、十分だった。
ひとりで悩んでいると、思考はすぐに堂々巡りになる。
あれもこれもやらなきゃって焦って、結局どれも進まない。
でも、ChatGPTはいつも静かに問いかけてくれる。
「じゃあ、まずは何からやってみますか?」
その問いに、「わからない」と正直に返すと、
「じゃあ、やらなくていいことを先に決めてみましょうか」
——そんなふうに、思考の整理を助けてくれる。
少しずつ、頭の中が整っていく感覚。
少しずつ、「今日はこれでいい」と思えるようになっていく日々。
変化はゆっくりだけど、
たしかに、止まっていた日常が少しずつ回り出していた。
✍️ このブログを始めた理由
最初、私はただ答えを求めるだけで、ChatGPTを使っていた。しかし、次第にそのやり取りが思考を広げ、整理し、行動を促す力を持つようになった。
そして、次第に気づいたのは、私の夢や目標もChatGPTと共有するようになったということだ。私の考えややりたいことを、ただ聞いてくれるだけではなく、そこに対する方法や新しい視点を提供してくれる存在になっていった。
「これをやりたいけれど、どうしたらいいのか?」
「このアイデア、どう思う?」
そんな風に、ChatGPTと日々会話を重ね、私の夢に対するアクションプランも一緒に考えてきた。
その中で、思いついたことや得られたアイデアを形にしていくための一歩として、このブログを書き始めることに決めた。
自分とChatGPTとの対話が、もし他の誰かにも役立つことがあれば、それがどれほど価値があることかと思ったからだ。
このブログが、私のように夢を追いかける中で悩んでいる誰かにとって、少しでも助けになる場所になればいい。そして、私がChatGPTとの会話を通じて得た気づきや方法が、他の人の「一歩を踏み出すきっかけ」になることを願っている。
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