ブログを書いてみたいけど、時間がかかって続かない。
そんな悩みを抱えている方へ。
実は、無料版のChatGPTを上手に活用すれば、記事の執筆がぐんと楽になります。
はじめのうちは少し時間がかかるかもしれませんが、慣れてくれば「30分で1本」も夢ではありません。
この記事では、無料プランでも十分に活用できるChatGPTの使い方と、効率的にブログ記事を仕上げる4つのステップをご紹介します。
「AIと一緒に書く」ことで、もっと気軽に、自分らしい発信を続けてみませんか?
なぜ無料版ChatGPTでも十分なのか?
「無料版って、制限が多いんじゃないの?」
そう思われる方もいるかもしれません。
たしかに有料プランでは、より高性能なGPT-4が使えたり、追加の機能が備わっています。
ですが、無料プランのGPT-3.5でも、ブログ執筆には十分な力があります。
むしろ、動作が軽く、シンプルに使えるぶん、初心者にとってはちょうどいい選択肢かもしれません。
「はじめてのブログ × はじめてのChatGPT」の組み合わせでも、想像以上にスムーズに書き進められます。
【4ステップ】ChatGPTでブログを30分で書く方法
ここでは、「30分で1記事を書く」ための4つのステップをご紹介します。
※とはいえ、最初は60〜90分かかっても大丈夫。少しずつ慣れていくことが前提です。
① テーマを決める(5分)
まずは「何について書くか」を決めましょう。
ChatGPTに相談すると、ぐっと方向性が見えやすくなります。
たとえば、
「副業について初心者向けに書きたいけど、どんな切り口がいい?」
と尋ねると、複数のアイデアを出してもらえます。
気に入った案があれば、そのテーマで「見出し構成」を考えてもらいましょう。
「このテーマで、見出し構成を作ってください」
と依頼するだけでOKです。
② 各見出しごとに本文のたたき台を作る(10分)
次に、ChatGPTに「各見出しごとの本文」を書いてもらいます。
ポイントは、小分けで依頼すること。
「この見出しについて、300文字くらいで本文を書いてください」
と伝えることで、内容のズレや表現の違和感に気づきやすくなります。
気になる部分があれば、その都度修正を依頼しましょう。
「もっと初心者にわかりやすく」
「体験談っぽい語り口で」
など、具体的に伝えると精度も上がります。
③ 自分の言葉で整える(10分)
ChatGPTの原稿をもとに、自分らしい言葉に整えていきます。
といっても、大きく変える必要はありません。
- 語尾を少し変える
- 文の順番を入れ替える
などの軽い手直しだけでも、自分らしい文章になります。
たとえば、「〜だと思います」を「〜かもしれませんね」にするだけでも、印象は変わります。
ここで大切なのは、「ChatGPTの文章=完成形」ではないという意識。
“たたき台”と捉えることで、自分の言葉や雰囲気を自然に乗せていくことができます。
④ タイトル・まとめを仕上げる(5分)
最後に、記事全体の仕上げに入ります。
タイトルは、検索されやすいキーワードを意識しつつ、ChatGPTに以下のように依頼してみましょう。
「このテーマに合うSEOタイトルを5つ出してください」
また、締めのメッセージも提案してくれます。
「この記事を読んで、少しでも前向きになれたらうれしいです」
など、柔らかい結び文も自然に整えてくれますよ。
ChatGPTを使うときのコツと注意点
「全体を整えて」は要注意!
ChatGPTに
「この文章を読みやすくしてください」
と伝えると、トーンや構成が大きく変わってしまうことがあります。
結果、
「自分が書いた意味って、どこに行ったんだろう……」
という切なさを感じることも。
私自身、「ちょっと読みやすく整えてもらえたら」と軽い気持ちで依頼したら、まるで別人が書いたような、全く別の文章が返ってきて驚いたことがあります。
あわてて元の文を探そうとログをさかのぼって、イライラしながらコピペし直した経験も、一度や二度ではありません。
だからこそ、
- 修正したい箇所だけを切り取って渡す
- 気に入った部分だけを取り入れる
というスタイルがおすすめです。
この方法なら、「AIに乗っ取られた感覚」なく、あくまで“共に書く”という距離感を保てます。
おわりに|“完璧”よりも“続けられる”が大切
ブログ執筆は、最初からスムーズにいくものではありません。
でも、「ChatGPTと一緒なら書けた」という体験が、小さな自信になります。
たとえ1記事に60分かかったとしても、それは「書けた」という大きな一歩。
実際、この記事も20分ほどで仕上げました。慣れてくると、ChatGPTと役割分担しながら、ぐっと効率よく書けるようになります。
回数を重ねるうちに、自然と30分で仕上がるようになっていきます。
もちろん、書き方に正解はありません。ChatGPTの使い方が合わないと感じる方もいるかもしれません。それでも、もし少しでも「続けられる手応え」を感じられたら、それで十分だと思います。
自分の言葉とAIの力を掛け合わせながら、無理なく、続けられるスタイルを見つけていきましょう。
👉 次回予告|ChatGPTは、1人じゃない“チーム”だった
無料プランで慣れてきたあと、有料プランに切り替えた筆者が気づいたのは——
ChatGPTは“チーム”としても使える、という視点。
構成を考える「プランナーGPT」
語調を整える「コピーライターGPT」
検索意図を支える「マーケGPT」
そして自分は「編集長」。
そんな“チームGPT”体制について、次回【後編】でご紹介します。
🔗【後編を読む】ChatGPTは、1人じゃない“チーム”だった
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